なぜ薄着がよいの?
能動汗腺は3歳までに出来上がるといわれています。洋服をたくさん着きせていると寒い・暑いを感じることができなくなってしまいます。こどもの体温は大人よりも高いので、内臓は温めておくけれど、薄着にして手足を出し動かしやすいようにしています。寒い場合は唇が青くなったりと自分のどこかに症状がでてきます。子どもの年齢に応じて、服を着させたり、「寒かったら自分で着ておいで」ということもあります。子どもは自分の身体をよくわかっているので、1月の温かい日差しの中で、子どもたちが一斉に水遊びをしたりもすることもあります。
寒い・暑いが自分でわかる身体にするためには、身体を自分で察知できることが大事です。冷暖房は、赤ちゃんの保育器と同じと言われますが、自分が気候にあわせなくてもよい状態になります。寒くなったら毛穴を縮めて熱が出ないようにする、暑かったら毛穴をあけて熱を出す、ということが自律神経を鍛えます。水浴びやお風呂から出た後の水シャワー、睡眠などを通じて、自律神経を外から鍛えていきます。
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